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公国の起源
劇中のルパンの台詞から引用してみると、 「ローマ人がこの地を追われる時、 水門を築いて沈めたのを、あんたのご先祖様が密かに受け継いだんだ」
ということになっている。一方、東宝ビデオのパッケージを見ると、
いずれにせよ、1453年という時間にはローマ帝国と呼べるものは既に存在しない。 存在したとしても、それはヨーロッパではなく現トルコ共和国周辺ぐらいの領地しかない。 既にビザンチン帝国は消滅寸前の存在なのだ。 だとすれば、400年前からの存在という説は成立しなくなる( 例えば1953年から見たとすると、成立は500年前ということにあるため) | ||||||||||
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西ゴート王国起源説
公国の起源が400年前という説が成立しなくなったので、起源を別のところに求めてみよう まずはゴート族の末裔という線はどうだろうか?ゴート族はゲルマン系の民族と伝えられており、 かの有名なゲルマン民族大移動の発端となった国である。 後にスペインの大部分とガリア(現在のフランス)の一部を支配下とする西ゴート王国を建国した。 現在のスペインの基礎を築いた民族でる。イスラム勢力により滅亡する
まず第一にエンディングからの想像である
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西ゴート王国起源説(2)
第二にクラリス達の名前である クラリス=ド=カリオストロ あまり自信はないけど、この「〜=ド=〜」って、フランス人っぽいでしょ? 少なくともドイツ人にはないのでは?地理的にフランスに近い、スペインで決定! なぜフランスに近い方が有利かを考えてみよう。 有名なユリウス=カエサルの時代、カエサル自身がガリアに戦争に行っている事実。 この時に「ガリア戦記」という書物を残している。カエサルはここで大きな戦果を上げている。 後にフランク王国となり、直接的なローマとの関係は薄くなるが大きな影響は受けているはず。 カエサルがルビコン川を渡ったのが紀元前45年。 かなり大昔には違いないが、ローマ帝国の影響を色濃く残しているに違いない
後のドイツでは確かに「神聖ローマ帝国」を名乗り、ローマ帝国の後継を自認しているが、
ローマ帝国がドイツに積極的に進出していた事実はないので、
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宗教的地政学からの公国所在地の推測
第三に宗教的な見地から 伯爵とクラリスの結婚式には、バチカンから大司教が呼ばれた。この事実から考えると、 やはり場所はスペインとフランスの国境にあると考えられる。 15世紀のドイツの宗教革命を考える限り、敬虔なカトリック教徒が多いスペインは有利だ。 この宗教革命の最中に、ブルボン朝アンリ4世は「ナントの勅令」(1598)を発布している。 この勅令には様々な政治風景があるが、とりあえずそこには触れない
バチカンから大司教が来る時点で、カトリック教徒の国が候補として急上昇!
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フランス革命からの推論
第四にやはり地理的条件 ニセ札を作るというのは、やはり高度な技術が要求される。ではこの技術はどこから来たのだろうか? スイスが高級時計の産地であることは有名な事実だが、なぜそうなったかご存知だろうか? 一説にはフランス革命が原因という説がある。1789〜1799年に勃発したフランス革命によって、 今まで国王や貴族を相手にしていた多くの宝石職人達も職を失った。 彼らはスイスに亡命して、その高度な技術を時計細工に向けたのがスイス製時計の始まりだという・・・ フランス革命前から、国の財政難から亡命していた人たちがいたとすれば・・・
逆にカリオストロ公国のスイス存在説の可能性もあるのだが、
スイスの独立は13世紀。しかも、ハプスブルク家の圧迫に抵抗したのがきっかけだ。
ちなみにハプスブルク家は代々、神聖ローマ帝国の皇帝を輩出した名家。
地理的に言えば、現在のオーストリアにあたる場所(現存)。そんな土地柄で、
「〜=ド=〜」と名乗る公爵を叙任したとは考えがたい
スイスに亡命せずに、フランス国境に逃げ込んだ職人達が存在したら?
時期的に正しいことは劇中のルパンの台詞にある
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公国の歴史
起源と所在地は不明だが、公国の歴史も劇中ではほとんど語られていないので難しい。 わかることを箇条書きにしてみると、
ここからは純粋な推論なのだが、近代に近づくにつれて伯爵家の力が勝ってきたように思える。
なぜなら伯爵は城に住んでいるが、大公家は城の外に住んでいたからだ。
守りの要である城に住んでいない国主というのは、歴史上にまず存在しない。
近代の公爵家がよほどのお人よしだったか、伯爵家がヤリ手だったかのどちらかだろう
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公国の現在
20世紀後半の当時のカリオストロ伯爵と、クラリス姫の結婚式の当日。 世界的な泥棒ルパン三世を追っていたICPOの銭形警部によって、ニセ札工場が世界に暴露される。 その前には名城として知られるカリオストロ城に放火があったり、 クラリス姫がルパン三世に誘拐されそうになったり、 伯爵所有のオートジャイロが、ルパン三世により強奪されている(銃撃により爆破されており、 現存していない)
結局はカリオストロ伯爵は行方不明。地下のニセ札工場はICPOにより押収されるなどして大騒ぎとなった (しかし各大国にとっても都合が悪過ぎたため、国際的にはお咎めなしとなった様子)。 バチカンの大司教も無事に保護されたが、結局はカリオストロ伯爵は現在も行方不明。 このままでは国の代表がなくなるため、急遽クラリス姫が大公となって事態を収拾した 時計台の爆破(犯人は不明)によって発見された、ローマ遺跡により現在は観光業を主としている。 犯人はルパン三世と噂されているが、クラリス公爵による全面否認により真相は謎のままである またゴートの血の証とされる金と銀の指輪も、行方が知れなくなりゴート王国研究者を嘆かせている。 これに関してもクラリス公爵は、何もコメントを残していない
色々とあったが、現在はローマ遺跡を柱とした観光産業国へと成長しつつあるようだ
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